業界の構造変化への対応STRUCTURE

基本的な考え方

当社では、特に「安全衛生への取り組み」を重要テーマのひとつに据え、「安全衛生方針」を掲げ、これに基づく「安全衛生マネジメントシステム」を運用して、当社事業の安全衛生向上に努めています。
また、協力会社・作業員との連携を重視し、特に作業現場における安全衛生向上のために徹底すべき事項を「安全衛生10カ条」としてまとめ、日々の作業打合せでの唱和など日常的な安全確認に役立てています。

安全衛生方針

当社は、経営トップの強いリーダーシップの下、当社事業に関わる全ての関係者と協力し、本社・営業所と作業現場が一体となり、PDCAサイクルを回すことにより、安全かつ健全な職場環境を実現します。

  1. リスクの把握
    業務に関連する安全衛生上の危険の基となる要因を早期に把握し、災害事故の防止に努めます。
  2. 重点実施項目の設定
    公衆災害、死亡災害、重大災害の絶滅
    墜落、転落災害、建設機械・クレーン・崩壊、倒壊災害等の未然の防止に努めます。
  3. 心身の健康保持の増進
    当社の全従業員および施工現場に関わる人々の健康を促進し、ストレスの無い職場を形成します。
  4. 法令等の遵守
    労働安全衛生関係法令等及び社内規程を明確にして遵守します。
  5. システムの運用・改善
    安全衛生マネジメントシステムを確立して運用し、継続的に改善します。
  6. 安全衛生10カ条
    当社の全従業員および建設工事に関わる人々に対して、以下の安全衛生10カ条を周知・徹底し遵守します。
    • ①まず現場 見ます 聞きます 確かめます
    • ②KYK 危険の感性 とぎすませ
    • ③毎日の 現場巡視で 危険ゼロ
    • ④作業中 危険な状態 黙認するな
    • ⑤起こさない 手順順守で 墜落・倒壊・飛来の防止
    • ⑥高所作業 安全設備 まずチェック
    • ⑦裾付は 堅固な地盤に 水平に
    • ⑧運転は 資格のある人 きめた人
    • ⑨声掛けは 仲間をすくう 命綱
    • ⑩守ります 現場ルールと 安全指示

協力会社との連携

作業現場の安全衛生管理は、パートナーである協力会社との連携が欠かせません。
当社工事に従事する協力会社と連携を図りながら、災害撲滅に向けたさまざまな活動を推進しています。

経営層による安全衛生巡視

全社一体となった安全衛生の向上を目指し、年度を通じて経営層による安全衛生巡視を実施します。
経営層自らが作業所に赴き、従業員・協力会社・作業員に安全衛生管理活動への積極的参加を直接呼び掛けるとともに、各施策の実施状況を確認し、改善へ向けた指示を行っています。

安全衛生教育

安全衛生管理能力の向上を目指し、定期的な安全衛生教育の研修を座学と実習型で行い、意識の向上に務めています。
また、作業現場管理に必要な資格を取得するよう積極的に取組んでいます。

改善提案活動

当社では、毎年、定期的に業務改善提案活動を実施しており、身近な業務の改善活動を奨励しています。
提案内容は、「安全」、「品質」、「コスト」等をテーマとしており、優秀提案には、表彰するとともに、1年以内に実現しています。
この取組みは、労働災害、品質事故を未然に防止することに繋げるために水平展開しています。

環境整備活動

  1. サスティナブルな社会環境をつくるための活動を推進します。
    環境保全を推進する企業として、すべての業務を通して、気候変動などの地球規模の課題に取り組み、脱炭素社会、循環型社会をつくるための活動を推進します。
  2. 5S(整理・整頓・清掃・躾・作法)に関して、自身周辺、職場内外、施工現場、車輌等の業務に関係するすべてを対象にして、実効性のある活動を推進しています。
    また、地域美化にも積極的に取組んでまいります。

生活価値の提案活動

  1. 多彩なライフスタイルを創造し提案します
    住居、事務所、働き方、生活様式を融合させた生活スタイルを創造し、心身ともに活力ある生活価値を提案します。
  2. ウェルビ-イングな街と暮らしを作り出すための活動を推進します
    安心・安全で快適な生活インフラの構築、共助コミュニティの創出により、誰もが幸せを感じられる社会をつくるための活動を推進します。
  3. デジタルを取り入れた生活価値を提案します
    デジタル技術の活用により、ビジネスモデルの変革とともにサ-ビス価値の向上に取り組み、新しい生活価値を提案します。